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敏感肌スキンケアと皮膚マイクロバイオーム

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Lactobacillus reuteri DSM 17938-A comparative study on the effect of probiotics and lysates on human skin.

PMID

31021014

スタディーの内容

L. reuteri DSM 17938の生菌とライセートを外用し、ex vivoおよびin vitroで皮膚の抗炎症・バリア・抗菌作用を比較した。

アブストの内容

UVB誘発炎症モデルの再構成表皮(RHE)とnative皮膚モデルで、生菌とライセートはいずれもIL-6/IL-8を低下させた。生菌はAQP3遺伝子発現を上げ複数の皮膚病原菌に抗菌活性を示したが、ライセートはラミニンA/Bを増やしたものの抗菌活性は示さなかった。いずれの結果もex vivo/in vitroでの観察であり臨床的効果は示されていない。

​選ばれた理由

論文のアブストラクトは、乳酸菌Lactobacillus reuteri DSM 17938が皮膚へのトピカル投与により炎症抑制や皮膚バリア機能向上などの効果を示したことから、プロバイオティクスまたは前生物質のトピカル使用は皮膚微生群の構成を modulationし、皮膚敏感性や刺激の臨床的症状を軽減することと一致しています。

関係する細菌(属レベル)

関係する細菌(種レベル)

cutibacterium, lactobacillus, pseudomonas, staphylococcus, streptococcus

cutibacterium acnes, staphylococcus aureus, streptococcus pyogenes

Changes in the Diversity of Human Skin Microbiota to Cosmetic Serum Containing Prebiotics: Results from a Randomized Controlled Trial.

PMID

32824425

スタディーの内容

ヒト60名を対象に、ガラクトオリゴ糖(GOS)含有化粧用美容液が皮膚微生物叢と皮膚指標に与える影響を無作為二重盲検試験で評価した。

アブストの内容

8週間の使用で、GOS含有美容液群は水分保持能、TEWL、赤み指標に対照群と有意差が出た。しわ深度とStaphylococcus aureusが減少し、Shannon指数やPediococcusが増加した。著者はGOSが有害菌を抑え有益菌を増やす可能性を示唆するが、効果の大きさや持続性、臨床的意義の一般化には注意が必要である。

​選ばれた理由

論文はコスメティックスに含まれる前生物質が皮膚の微生物群構成を調節し、皮膚の敏感性や炎症の臨床的症状を低下させるという仮説を直接支持しています。

関係する細菌(属レベル)

関係する細菌(種レベル)

enhydrobacter, pediococcus, staphylococcus

staphylococcus aureus

[Probiotic baths for atopic dermatitis].

PMID

33730257

スタディーの内容

アトピー性皮膚炎患者22名を対象に、プロバイオティクス入浴で14日間の臨床症状と皮膚マイクロバイオームを調べた

アブストの内容

両群でSCORADと局所SCORADが有意に低下し、乾燥とかゆみも改善した。S. aureus遺伝子量は約83%減少し、細菌群の豊富さ(richness)は増加が報告された。ただし被験者は22名の短期(14日)試験であり、長期効果や一般化については不明である。

​選ばれた理由

論文はプロバイオティック浴の topical 应用がアトピー性皮膚炎の症状と皮膚微生群を改善することを示しています。

関係する細菌(属レベル)

関係する細菌(種レベル)

staphylococcus

staphylococcus aureus

Phytic Acid Improves the Skin Barrier Function in Murine Models of Atopic Dermatitis Through Skin Microbiota-Derived Indole-3-Propionic Acid.

PMID

40631934

スタディーの内容

MC903で誘導したアトピー性皮膚炎マウスに対し、経口・外用のフィチン酸が皮膚微生物や代謝物を通じてバリア機能に及ぼす影響を解析した。

アブストの内容

フィチン酸はMC903誘導マウスで経口・外用いずれでも皮膚バリアを改善した。外用は皮膚常在菌を変化させ、特にStaphylococcus epidermidis増加とインドール類(特にIPA)上昇を伴い、AHRを介してKRT10転写を促しAD表現型を軽減した。ただしマウスモデルでの結果であり、用量・安全性・臨床的移行性はAbstractに記載がない。

​選ばれた理由

論文は皮膚微生物由来のメタボロミクス(特にインドール-3-プロピオン酸)がアトピー性皮炎の障壁機能を改善することを示しています。

関係する細菌(属レベル)

関係する細菌(種レベル)

staphylococcus

staphylococcus epidermidis

Culture supernatants from human-derived commensal bacteria alleviate DNCB-induced atopic dermatitis through modulation of inflammatory and barrier-associated pathways.

PMID

42146064

スタディーの内容

皮膚常在菌の培養上清が炎症・表皮バリア・神経栄養に与える影響を細胞とマウスで検討した

アブストの内容

B. paraconglomeratumおよびB. caseiの培養上清は、ケラチノサイトでIL‑6/CCL17を抑えフィラグリンやBDNF発現を回復し、DNCB誘発マウスで表皮肥厚や免疫細胞浸潤を軽減、皮膚のBDNF/GDNF/FLGも回復させた。p38 MAPKおよびJAK‑STAT経路抑制も示唆されたが、人での有効性や有効成分・投与条件は不明のまま

​選ばれた理由

論文は特定の皮膚由来の細菌メタボロミクスが抗炎症、障壁再構築および神経栄養作用を示し、アトピー性皮膚炎の関連変化を促進することを証明しています。

関係する細菌(属レベル)

関係する細菌(種レベル)

brachybacterium, brevibacterium

brachybacterium paraconglomeratum, brevibacterium casei

 

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