
AI おすすめ論文
腸内細菌叢と皮膚マイクロバイオームとの関係
Copyright by Skin Flora Academy
Washed microbiota transplantation relieves atopic dermatitis via gut-skin microbiome rebalancing.
PMID
41521300
スタディーの内容
中等度〜重度アトピー性皮膚炎患者23例でWMTの臨床効果と腸・皮膚微生物変化を前後比較した。
アブストの内容
23例での報 告では、WMTは58回中5.2%の軽微な有害事象で耐容性良好とされ、SCORAD・EASI・DLQI・掻痒スコアが有意に改善した。好塩基球は減少し他の血液学的指標やサイトカインは概ね安定。腸ではMicrobiome Health Index改善と短鎖脂肪酸産生菌の増加、皮膚ではブドウ球菌優位からAcinetobacterやPerlucidibaca等の増加へ変化し、これらの微生物変化は臨床重症度や全身炎症と逆相関した。
選ばれた理由
論文のアブストラクトは、腸内細菌群と皮膚微生物群の構成が変化し、短鎖脂肪酸産生菌が増加していることを示しています。これは、腸内細菌群から生成される短鎖脂肪酸が皮膚微生物群に影響を及ぼすという仮説を支持します。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
acinetobacter, coprococcus, eubacterium, perlucidibaca, staphylococcus
eubacterium coprostanoligenes
Dupilumab therapy improves gut microbiome dysbiosis and tryptophan metabolism in Chinese patients with atopic dermatitis.
PMID
38493690
スタディーの内容
中国人アトピー性皮膚炎患者の腸内細菌叢とトリプトファン代謝を、デュピルマブ投与前後で比較した観察研究
アブストの内容
投薬前のAD患者は腸内に多様性や組成の乱れ(F/B比上昇、ビフィズス菌減少など)が見られ、デュピルマブ16週投与でβ多様性や菌群構造が改善し、ビフィズス菌やRuminococcus gnavus、Coprococcusが増加。トリプトファンのインドール経路関連遺伝子発現と代謝物も増加を示した。変化は症状改善の程度とは大部分独立であり、観察研究のため因果関係は未確定。
選ばれた理由
論文は Dupilumab 治療がアトピー性皮膚炎患者の腸内微生物群とトリプトファン代謝に影響を与えることを示しており、これは仮説を支持しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
bifidobacterium, coprococcus, faecalibacterium, ruminococcus