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Porphyromonas gingivalisの代謝
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Metabolic pathways for cytotoxic end product formation from glutamate- and aspartate-containing peptides by Porphyromonas gingivalis.
PMID
10940008
スタディーの内容
P. gingivalisの洗浄細胞がグルタミン酸・アスパラギン酸含有ペプチドを代謝し、毒性末端産物を形成する代謝経路を検討した
アブストの内容
洗浄細胞は単独アミノ酸を使わずペプチドを利用。Glu-Gluは酪酸・プロピオン酸・酢酸・アンモニア、Asp-Aspは酪酸・コハク酸・酢酸・アンモニアを生成した。酵素検出と炭素収支から、ジペプチドはジペプチダーゼで加水分解され、脱アミノ化や酸化/還元反応を経てスクシニル-CoAやアセチル-CoAに至り、最終的に酪酸・プロピオン酸・酢酸が生じるという代謝経路が提案された(in vitro、提案段階)。
選ばれた理由
論文はPorphyromonas gingivalisがbutyrate, propionate, acetateなどの短鎖脂肪酸を生成することを明示的に述べており、これは仮説に直接一致しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
porphyromonas
porphyromonas gingivalis
[Relationship between volatile fatty acids and Porphyromonas gingivalis and Treponema denticola in gingival crevicular fluids of patients with aggressive periodontitis].
PMID
23411512
スタディーの内容
攻撃性歯周炎患者の歯周溝液で、P. gingivalisとT. denticolaの量と短鎖脂肪酸(SCFA)濃度の関係をヒト試料で解析した観察研究。
アブストの内容
攻撃性歯周炎患者のGCFでは、サクシニック酸・酢酸・プロピオン酸・酪酸・イソ吉草酸の濃度とP. gingivalis・T. denticolaの検出率およびPCRバンド量が健常者より有意に高かった。酪酸はP. gingivalis陽性部位で高く、各SCFA濃度は両菌のPCRバンド量と正の相関を示した。因果関係は示されず、進行指標とするには縦断的検証が必要。
選ばれた理由
論文のアブストラクト は、短鎖脂肪酸(SCFAs)がPorphyromonas gingivalisと関連していることを明示的に述べており、この仮説を支持しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
porphyromonas, treponema
porphyromonas gingivalis, treponema denticola
Three CoA Transferases Involved in the Production of Short Chain Fatty Acids in Porphyromonas gingivalis.
PMID
27486457
スタディーの内容
歯周病原菌Porphyromonas gingivalisの短鎖脂肪酸産生に関与するCoA転移酵素を、欠損株と精製タンパク質で同定・解析した。
アブストの内容
PGN_0725、PGN_1341、PGN_1888の3つのCoA転移酵素がP. gingivalisの短鎖脂肪酸生成に関与することを示した。PGN_0725は酢酸存在下でブチリル‑CoAを優先、PGN_1888はプロピオニル‑CoAを優先し、PGN_1341はブチリル‑CoA:酢酸活性のみを示す。これらの反応は三者複合体機構に従い、欠損 解析で各酵素がそれぞれブチレート・プロピオン酸の主要因子とされたが、三重欠損でも微量産生が残り他の酵素の存在が示唆された。変異株は増殖が遅い傾向を示した。
選ばれた理由
論文はPorphyromonas gingivalisがbutyrateやpropionateなどの短鎖脂肪酸を生成することを示しており、これは提案された仮説と一致しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
porphyromonas
porphyromonas gingivalis
Analysis of the Butyrate-Producing Pathway in Porphyromonas gingivalis.
PMID
32815137
スタディーの内容
歯周病原因菌Porphyromonas gingivalisの酪酸産生経路とそれを担う酵素を、酵素測定とGC-MSで解析
アブストの内容
本研究はP. gingivalisの酪酸産生に関わる酵素解析法を示します。ブチリル-CoA:酢酸CoA転移酵素活性を分光法で測定し、酪酸や酢酸・プロピオン酸などの短鎖脂肪酸をGC-MSで定量する手法を報告しており、病原性研究への応用が期待されます。ただしAbstractは手法記述が中心で、具体的な測定結果や因果関係の証明は示されていません。
選ばれた理由
論文のアブストラクトは、Porphyromonas gingivalisがbutyrateを産生する経路について説明しており、短鎖脂肪酸(SCFAs)の生成に関連しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
porphyromonas
porphyromonas gingivalis
Possible roles of short-chain fatty acids produced by oral bacteria in the development of alveolar osteitis.
PMID
38417878
スタディーの内容
抜歯部で生成される短鎖脂肪酸が免疫応答と骨代謝へ与える影響を、口腔細菌上清とSCFAで培養細胞を用いて調べた。
アブストの内容
P. gingivalisやF. nucleatumの培養上清とそれを模したSCFA混合物は、マウス由来Raw264.7細胞のLPS誘導iNOSを抑制し、RANKL誘導のTRAP陽性細胞数とMC3T3‑E1の石灰化を抑えた。著者はSCFAが炎症応答を低下させ歯槽壁の鉱化に影響すると示唆するが、すべて培養系の結果である点に注意が必要。
選ばれた理由
論文はPorphyromonas gingivalisによって生成される短鎖脂肪酸(SCFAs)について言及しており、これらのSCFAsが炎症反応を抑制し、骨形成に微調整を行う可能性があることを示しています。
関係する細菌(属レベル)
関係する細菌(種レベル)
fusobacterium, porphyromonas
fusobacterium nucleatum, porphyromonas gingivalis
Volatile fatty acids, metabolic by-products of periodontopathic bacteria, inhibit lymphocyte proliferation and cytokine production.
PMID
7560387
スタディーの内容
歯周病菌の代謝産物である揮発性短鎖脂肪酸が、マウス脾細胞の増殖とサイトカイン産生に与える影響を培養濾液と抽出物で調べた研究。
アブストの内容
Porphyromonas gingivalis、Prevotella loescheii、Fusobacterium nucleatumの培養濾液から抽出した揮発性短鎖脂肪酸(酪酸、プロピオン酸、バレリック酸、イソバレリック酸)は、Con AやLPSで誘導されるマウスのT・B細胞増殖を濃度依存的に抑制し、Con A刺激下の脾T細胞におけるIL-2、IL-4、IL-5、IL-6、IL-10の産生も低下させた。ガスクロマトグラフィーは菌種ごとに主要な抑制成分が異なることを示唆している。
選ばれた理由
論文はPorphyromonas gingivalisから生成される短鎖脂肪酸(特に酢酸、ブチric 酸、プロピonic 酸)がT細胞の増殖とサイトカイン産生を抑制することを示しています。
関係する細菌(属レベル)
関係 する細菌(種レベル)
fusobacterium, porphyromonas, prevotella
fusobacterium nucleatum, porphyromonas gingivalis
Metabolic pathways for cytotoxic end product formation from glutamate- and aspartate-containing peptides by Porphyromonas gingivalis.
PMID
10940008
スタディーの内容
P. gingivalisの洗浄細胞がグルタミン酸・アスパラギン酸含有ペプチドを代謝し、毒性末端産物を形成する代謝経路を検討した
アブストの内容
洗浄細胞は単独アミノ酸を使わずペプチドを利用。Glu-Gluは酪酸・プロピオン酸・酢酸・アンモニア、Asp-Aspは酪酸・コハク酸・酢酸・アンモニアを生成した。酵素検出と炭素収支から、ジペプチドはジペプチダーゼで加水分解され、脱アミノ化や酸化/還元反応を経てスクシニル-CoAやアセチル-CoAに至り、最終的に酪酸・プロピオン酸・酢酸が生じるという代謝経路が提案された(in vitro、提案段階)。
選ばれた理由